(1) 前期に比べて資本は3.94億円ほど減少
(2) 丸井グループからの出資は未反映(約7億円)
(3) 3.89億円の赤字(前期は5.04億円の赤字)
営業貸付金(運用残高)は順調に伸びています。
非常に固定資産が少ない身軽な財務体質です。
売上が41.1%も増加したにも関わらず、コスト(販売費及び一般管理費)は4.1%しか増えていません。着々と黒字化へと近づいていますが、まだマイナスが3.89億円もあるので油断はできません。
当社グループとしてはお客様に返還すべき債務は可能な限りその全額が返還されるよう最大限の努力を行う所存ではございますが、更生計画は更生手続における決議と裁判所の認可によって定まりますので、会社更生手続が開始した結果としてお客様に対してどのように返還がなされるかにつきましては、恐縮ながら現時点ではお答えできない状況にあります。
商品が海外ファンドであるため単純に比較することは無意味ですが、他事業者と比較すると営業費用が高めであることは否めません。新型コロナの影響が厳しいところですが、来年はさらに良い決算になることを願っています。
当面は丸井グループからの出資分(約7億円)があるので財務に不安はありません。
また、このようにスタートアップの数値を追う機会は少ないので非常に勉強になります。コストを抑えたまま規模を拡大できるかが焦点となります。
評価 | B | クラウドクレジットの公式ホームページ |
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