私程度の投資家よりも杉山社長の方が優れた考えを持っていることは間違いありませんが、ソーシャルレンディング事業者の立場では言いづらい部分も含めて是非を考えていきたいと思います。
クラウドクレジットはどのファンドも、組成チームが何ヵ月もかけて審査を行い、投資委員会で私も含む投資委員全員がお客様に提供することに賛成した案件だけをお客様にご提供しています。
その中で、「あれはいい、これはダメ」というのはおかしな話ですし、投資していただくお客様には、貸付先も地域も業種も通貨も、できるだけ分散をしていただきたいと思っています。
全張りを推奨してだけでなく、友人にも売れるファンドを出しているということが分かります。
募集開始 | 案件数 |
---|---|
2019年1月10日 | 16件 |
2019年1月28日 | 16件 |
2019年2月12日 | 17件 |
2019年2月25日 | 19件 |
2019年3月11日 | 20件 |
2019年3月26日 | 21件 |
2019年4月09日 | 20件 |
上記は2019年に入ってからのクラウドクレジットの案件数データです。
クラウドクレジットの最低投資額は1万円なので、これらの案件全部に入れていくと月40万円(年間480万円)ほどかかってしまいます。
もう少し金額の小さな投資法としては、クラウドクレジットへの投資予算が年60万円だったら4ヶ月に1回全案件に1万円ずつ投資します。年80万円なら3ヶ月に1回、年120万円なら2ヶ月に1回といった感じです。
もう少し分散性を高められる方法もあるかもしれませんが、手間がかからないことを重視しています。
基本的に同意します。
案件(ファンド)ごとの分析に関しては多くの人がもっともらしいことを言っていますが、実際にソーシャルレンディング事業者以上の精度で期待値の見極めを行えている人は少ないと思います。
投資歴18年、会社経営歴13年(起業から15年)の私も同様です。
案件別ではなくソーシャルレンディング事業者別の安全性に関しては、情報量が多いためある程度は判別できると考えています。それでも「どこが優れているか?」の判断は難しく、危険度の高い事業者が分かる程度です。
投資というのは不確実性の高いものなので全張りは賢明な選択です。
株式投資でもインデックス投資が推奨されているのは多くの人が知るところです。
上記は杉山社長のブログでの発言です。
高リスク商品は経済状況が悪い国の起業家を助けるために少し期待値(金利)を下げているということです。
私は投資と社会貢献は分けて考えているので、少しでも期待値を上げるために高リスク商品は避けています。杉山社長、ごめんなさい。
ただし、杉山社長は「高リスク商品でもしっかり利益は出るように設計している」と言っています。インパクト投資(経済的リターンと社会的リターンの両立)に興味のある人は積極的に投資してみてください。
「さらば銀行 - 第3の金融が変えるお金の未来」は、2019年4月13日に発売予定の杉山智行社長の著書です。全張りについて書かれたクラウドクレジットのブログ記事は「さらば銀行」の内容の一部を抜粋・改変したものです。
評価 | B | クラウドクレジットの公式ホームページ |
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案件の中には、政策金利より利回りが低い物が含まれます。
(モンゴルの政策金利は10%、ナイジェリアは14%)
為替リスク+事業者リスクを負いながら政策金利より低い利回りではボランティアになってしまうのですが・・
超マイナー通貨は、両替コストが高いので仕方ないのかもしれませんがインフレに負けてしまうので見送ってしまいます。