「経理部長の100万円投資」と題して、連載を担当させていただく、ユウです。
まずは私の経歴を紹介させてください。
今年で社会人5年目を迎える29歳男です。とあるベンチャー企業で経理や法務など、お金まわりの業務を担当しています。子会社の役員として法人立上げや新規事業の立上げ・運営なども行いました。これらの仕事をサラリーマンとして週4日行いつつ、昨年12月から個人事業主として開業し、会計を中心に、クラウドを活用した管理体制構築のお手伝いを他の会社で行っています。具体的には、会計事務所や多店舗展開する美容室、有料自習室などです。
また、投資に興味をもったのはつい最近で、数ヶ月前からFX投資をはじめました。当初は超短期のスキャルピングトレードで一気に財を成そうとたくらみましたが、それがいかに無謀なことかに気付き、現在はデイトレードで無理のないトレードを心がけています。現時点で、収支はほぼトントンです。
投資をはじめたのは、「お金にとらわれずに悠々自適な暮らしをしたい」という理由からでした。
悠々自適に暮らしたいといえど、仕事は大好きです。起きている間はずっと仕事のことを考えているくらい仕事中毒です。
ただ、だからこそ、お金のために働くことが本当につらかった(今も本当に嫌です)。。。 はやくお金から自由になりたい。5年後・10年後のお金の不安を抱えたままでは、仕事に集中できません。一方で、不安を抱えずにいられれば、きっと純粋に仕事を楽しむ余裕が生まれるはず。
軽井沢で悠々自適に暮らしつつ、仕事を趣味だといえる生活が理想です。
投資をはじめた理由はお金の呪縛から逃れたい、そんな理由からでした。
ただ、矛盾するようですが、お金自体は大好きです。社会人になって以来、お金にかかわる仕事をする中で、いかに会社経営にとってお金が大切かを実感してきました。実はこの感覚にソーシャルレンディング投資がマッチしたのです。私のソーシャルレンディング投資への興味・関心は日に日に大きく膨らんでいます。
子会社の設立の時など、私は今まで「お金を借りる」という行為を会社経営の目線で行ってきました。それは、「ビジネスアイデアを実現するための資金が不足している」、「事業は軌道にのったものの成長速度に運転資金が追い付かずキャッシュフローが回らない」といった課題感に根ざしたものでした。つまり、会社経営にとってお金の貸借が成立するか否かで、その会社の生死が決まることを目の当たりにしてきました。
一方で、そのお金の動きをみると、人とのつながりによって成立することが多かった気がします。「偶然の出会い」のようなものです。たとえば、ある美容室に来ていた全く異業種の経営者が美容師と意気投合しこの経営者がお金を貸すことで新会社を立ち上げる、信金の担当者が変わることで融資の話がトントン拍子に進んでいく、、といったことです。
何が言いたいかというと、それまで出会うことがなかった二者が出会うことによって、つまり、ソーシャルレンディングによって、企業の運命が変わる気がするのです。そんな可能性がある気がしています。これが「私がソーシャルレンディング投資をはじめる理由」です。
ソーシャルレンディング投資への好奇心は誰よりも強くもっています。「経理部長の100万円投資」では、私の挑戦を、成功も失敗も含めてすべてありのままに綴っていきたいと思っています。