ソーシャルレンディングで追加投資や償還金の再投資をする場合、毎回発生する振込手数料は少し損した気分になります。
住信SBIネット銀行を利用すると、簡単に振込手数料を月7回無料に出来るので、具体的な方法を解説します。
住信SBIネット銀行が用意している優遇プログラム「スマートプログラム」を利用します。住信SBIネット銀行が提示した条件のいくつかを満たす事で、振込手数料が最低1回/月~最大15回/月無料となります。今回は「振込手数料を月7回無料(ランク3)にする方法」を解説します。
適用条件は「下記Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵのいずれかの条件に該当する」場合です。今回は条件Ⅵに注目しました。条件Ⅵにある11条件の内、3条件を満たすと、月7回の振込手数料無料を達成できます。
5 | 給与、賞与または年金の月内ご入金あり |
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まず給与口座に設定することをオススメします。給与振込口座を従業員側で自由に決定できるようであれば、お勤め先の担当部門へ変更依頼を出せばすぐに条件を満たせます。
3 | SBIハイブリッド預金の月末残高あり |
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SBIハイブリッド預金とは「SBI証券と連携した円預金」です。利用するためには「住信SBIネット銀行」と「SBI証券」の口座開設をした上で「SBIハイブリッド預金」の申込みをする必要があります。SBI証券の口座開設が前提となるものの、証券口座の利用をしなくても全く問題ないです。私は住信SBIネット銀行内の'別預金'という感覚で使用していて、いざという時の支出に備えてお金をプールしています。このハイブリッド預金は、円普通預金との間で即座に振替可能で、円普通預金の10倍の利息がつきます(円普通預金:0.001%、ABIハイブリッド預金:0.01%)。毎月利息の入金がある点も嬉しいポイントです。
10 | クレジットカード「ミライノ カード(JCB)一般」の当月確定(翌月引落)金額が合計1万円以上(5万円以上2つにカウント) |
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「ミライノ カード(JCB)一般」は住信SBIネット銀行が発行するクレジットカードです。月額1万円以上のカード利用をすれば、条件を満たします。利用額が月額5万円以上であれば、2条件を満たしたものとしてカウントされます。私の家計(妻と二人暮らし)ですと、「電気料金の決済+スマホ代の決済」で経常的に毎月1万円以上の決済が発生するので、十分に条件を満たします。ちなみに、ミライノカードはJCBとmastercardの2種類がありますが、スマートプログラムのランク判定の条件としてカウントされるのはJCBブランドのカードのみ(mastercardは対象外)です。
1 | 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり |
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2 | 仕組預金の月末残高あり |
4 | 純金積立月末時点でご契約あり |
私の場合は上記3つを利用せずにランク3を満たせましたが、これらも満たしやすい条件だと思います。
「外貨預金や仕組預金で300万円/500万円以上の月末残高維持が可能な方」や「住宅ローンを利用する方」等は別の条件を満たせる可能性があります。是非下記の参考URLからランク条件を確認してみてください。