大人気の不動産クラファン「COZUCHI」から新ファンドの募集が発表されました。
相続や使用賃借契約について学べる面白いファンドです。
ファンド名 | 中央区八丁堀 開発用地 |
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利回り | 6.0%(インカム0.1%+キャピタル5.9%) |
運用期間 | 12ヶ月 |
募集金額 | 1億1,790万円 |
募集方式 | 抽選 |
募集期間 | 2021年10月14日 19:00 ~ 10月18日 13:00 |
劣後出資比率 | 17.6% |
備考 | キャピタルゲインの25%を上限なしで配当 |
物件名 | 中央区八丁堀 開発用地 |
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所在地 | 東京都中央区湊3丁目14-4 |
アクセス |
東京メトロ 日比谷線「八丁堀」駅 徒歩7分 |
物件種別 | 店舗・居宅 |
竣工日 | 1973年1月15日 |
構造 | 木造瓦葺2階建 |
延床面積 | 100.48㎡のうち一部47.8㎡ |
土地面積 | 85.48㎡ |
・所有者であるA氏とB氏は親族
・A氏が土地の100%+建物の約50%を所有
・B氏が建物の約50%を所有
・B氏はA氏から土地を無償借用していた(いわゆる使用賃借契約)
・B氏が2020年12月に死去
・法定相続人C及びD氏に建物の相続が発生
・使用貸借契約は相続対象とならないため消滅
・法定相続人に相続される建物は取り壊す義務がある
・法定相続人は高齢のためコロナ禍での面談は延期を希望
・結果としてB氏の死去から約9ヶ月間が経過している
やり手の不動産バイヤーを追体験しているようでドキドキする内容です。
今回の注目も「キャピタルゲインの25%を上限なしで配当」というシステムです。
リスクを背負っている分、キャピタルゲイン部分が楽しみになります。
実際のところ、ボロボロの建物を相続して、「更地にするための解体費用を払え」と言われたら法律的正当性があったとしても抵抗したくなる気持ちは分かります。
そのため「取壊し拒否」のリスクはあると思います。
しかし、自分で実物を購入する場合とは異なり、COZUCHIのファンドとして購入する場合には、「劣後出資17.6%」「訴訟となった場合はTRIAD社が投資家の優先出資を買い戻すことを予定」というリスク対策が取られています。
リスクとリターンが明確に説明されている魅力的なファンドだと思います。
私は応募する予定です。