COZUCHIで募集しているファンドの運営会社として度々登場する「TRIAD(トライアド)社」の信頼性について調査します。
TRIAD社の決算情報は本日(12月11日)公開されました。
また、代表「倉持正之」氏の経歴はCOZUCHI経由で教えてもらいました。
COZUCHIのファンドの多くは運営会社がTRIAD社となっています。
不動産特定共同事業者のスキーム図で見ると、第1号事業者がTRIAD、第2号事業者がLAETOLI(COZUCHI)ということになります。
つまり、事業者リスクとして重要になるのはTRIAD(1号)です。
COZUCHIとしては、FundsやFUELのようなプラットフォームを目指しており、信頼性の高い第1号事業者を増やしていく予定とのことです。
社名 | 株式会社TRIAD (トライアド) |
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住所 | 東京都港区南青山2丁目26-1 D-LIFEPLACE南青山2階 |
代表 | 倉持 正之(くらもち まさゆき) |
設立 | 2011年9月15日 |
役員 | 役員100% |
免許 |
宅建免許番号 東京都知事 (3)93605号 不動産特定共同事業 許可番号 東京都知事 第120号 |
不動産を中心に個人投資家の資産を運用している会社です。
直近では100億円以上の資産(COZUCHI分を除く)を預かっています。
もちろん第1号事業者として必要な不動産特定共同事業の許可を得ています。
売上38億円、税引前純利益7,131万円、総資産99億円、純資産5.78億円です。
負債の部に関しては、出資受入金58.5億円が投資家からの資金、固定負債26.2億円が金融機関からの借入です。
確認できる範囲では5期連続の黒字(それ以前は不明)です。
利益剰余金4.78億円はとても立派な数値です。
過去5期の決算情報(BS、PL)を公開している点も好感が持てます。
・2021年度2月期(PDF)
・2020年度2月期(PDF)
・2019年度2月期(PDF)
・2018年度2月期(PDF)
・2017年度2月期(PDF)
1999年 | 東京理科大学工学部建築学科卒業 |
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1999年 | ゼロスタジオ共同主宰(コンサルティング・デザイン・映像・WEB等制作) |
2003年 | アールインベストメントアンドデザイン株式会社 取締役(不動産開発業) |
2011年 | 株式会社TRIAD 執行役副社長 |
2012年 | 株式会社TRIAD 代表取締役(現任) |
COZUCHI(LAETOLI社)の武藤弥社長とは20年近く仕事を行っています。
これでLAETOLI社とTRIAD社の決算上が出揃い、COZUCHIの信頼性が大幅にアップしました。
TRIAD社に関しては「不動産会社」だと認識していたのですが、実際のところは100億円以上を運用する資産運用会社でした。
これにより、今までは「自己資金でやったほうが儲かるのでは?」と疑問に思っていた部分が、「元から他者の資金を運用するビジネスモデル」だと理解できました。
現在募集中のファンドは2件です。
渋谷区広尾底地ファンドに関しては残り4日間で23%(7,123万円)の空きがあるので、当選確率はとても高くなります。
一見すると少し物足りない利回り(4.5%)ですが、「買い増しが進むことによる価値上昇」というキャピタルゲインが期待できる面白いファンドです。
評価 | A | COZUCHI(こづち)の公式ホームページ |
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