不動産クラファン「COZUCHI」の最新2ファンドの物件所在地が非公開だったため、その理由を問い合わせてみました。
「下赤塚 一棟マンション」については、町名と1階テナント名でググれば簡単に特定できますが、「渋谷区神泉エリア 開発プロジェクト」については特定できません。
とても丁寧に回答していただきました。
実際に大型ファンドで危ないケースがあったそうです。
たしかに不動産を購入する際に「所在地や物件名」でググる方は多いです。
本質としては「仕入れ価格は本来の価値とは無関係」という考え方もありますが、実態として「開示は売却時のマイナス要因になる」という意見には納得できます。
特にキャピタルゲイン狙いのファンドだと公開のデメリットが大きいです。
つまり、所在地非公開は投資家にとってもメリットがあります。
過去にクラファン(ソーシャルレンディング)で起きた事件では、正確な所在地が公開されていれば早くに気付けていた可能性があります。
そのことを考えると所在地非公開はとても不安になります。
実際のところ、所在地が公開されていれば多くの人の目に晒されるので、不正や問題の早期発見に繋がります。
また、投資判断材料が多いほうが好ましいことは言うまでもありません。
現段階では、振込前に契約書で所在地を確認して、最終的に投資不適格だと判断した場合はキャンセルをする(振り込まない)という選択がベターです。
事業者にとってキャンセルは好ましくありませんが、投資家と事業者の妥協点として仕方ないと思います。
まだまだ未成熟な不動産クラファンだからこそ、事業者と投資家がお互いの理解を深め合いながら発展していくことが大切です。
不動産クラファンに関する「疑問点、不安、改善案」などがあれば教えていただければ幸いです。
評価 | A | COZUCHI(こづち)の公式ホームページ |
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