渋谷区広尾底地プロジェクト フェーズ2の募集が開始しました。
1年前に募集された長期プロジェクトのフェーズ2(2年目)です。
募集額の3.83億円は「底地プロジェクト フェーズ1 3.2億円」と「借地プロジェクト 0.63億円」の合計額です。
ファンド名 | 渋谷区広尾底地プロジェクト フェーズ2 |
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利回り | 4.5%(キャピタル1.0%+インカム3.5%) |
運用期間 | 12ヶ月 |
募集金額 | 3.83億円 |
募集方式 | 抽選 |
募集期間 | 2022年12月5日 ~ 12月12日 |
劣後出資比率 | 9.8% |
備考 | キャピタルゲイン配当は買取の進捗に応じて |
ファンド運営 | 株式会社TRIAD |
底地を大幅なディスカウントで仕入れ、区分マンション(全57戸)を買い進める計画です。完全所有部分が増えるほど価値が高まります。
フェーズ1では「約10年程度の事業計画」と書かれていましたが、フェーズ2では「約10年」の文言は省かれていました。
・基本的な収入は「地代」と「譲渡承諾料」の2種類
・地代は57戸から毎月支払われる
・譲渡承諾料は借地権者が売却する際に承諾を得るための料金
・過去実績ではインカムゲイン約8%を出している
・譲渡承諾料は変動リスクがあるためマスターリースを採用(年3.5%)
・マンションは古いので手放したい人が多い(築30~40年)
・売りたい人がいたらTRIAD社に必ず情報が来る(譲渡承諾を得るため)
・譲渡承諾料を無しにすれば他社より有利に交渉することができる
・2021年12月28日:底地プロジェクトの運用開始(3.2億円、12ヶ月)
・2022年03月31日:買取2戸分ファンドの運用開始(0.63億円、9ヶ月)
買い取り数2戸(全57戸中)と、思ったより買い取りは進んでいませんが、明確に状況が分かる点(正直さ)において好感が持てます。
基本的には「価値のしっかりした底地」への投資なので、少額でのんびり気長に投資を続けます。
COZUCHIにおいては魅力の低いファンドだと感じています。
評価 | A | COZUCHI(こづち)の公式ホームページ |
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