COZUCHIから新ファンドの登場です。
条件的には「利回り4.5%」「劣後出資10%」のため、COZUCHIにしては地味なファンドですが投資妙味はあるのでしょうか。
ファンド名 | 秋葉原 事業用地 |
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利回り | 4.5%(キャピタル4.4%+インカム0.1%) |
運用期間 | 12ヶ月 |
募集金額 | 2.97億円 |
募集方式 | 抽選 |
募集期間 |
2022年7月14日 19:00 ~ 7月21日 13:00 |
備考① | 劣後出資比率10.0% |
備考② | キャピタルゲインの25%を上限なしで配当 |
事業者 | 株式会社TRIAD |
所在地 | 東京都千代田区外神田4丁目 |
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最寄駅 |
東京メトロ銀座線「末広町」駅 徒歩2分 JR「秋葉原」駅 徒歩6分 |
土地面積 | 149.70㎡ |
構造 | 鉄筋コンクリート造陸屋根4階建 |
・秋葉原駅から徒歩6分の好立地(末広町駅から徒歩2分)
・秋葉原駅は5路線が使用可能な利便性の高い駅
・相場の約33%ディスカウントで取得
・開発用地として売却できればアップサイド報酬が狙える
・特定道路による容積率緩和の特例が適用(容積率の緩和)
物件はCOZUCHIの想定する相場の約33%ディスカウントで仕入れています。
安く仕入れられた理由は「早く情報がきた」「早く契約した」ということです。
TRIAD社の「情報力、判断速度、資金力」が影響しています。
最高のシナリオは1階のテナントとの移転交渉を行い、ディベロッパーに開発用地として売却するシナリオです。
交渉相手はクロネコヤマト(ヤマト運輸)です。
集荷や受取は行っていない拠点(宅急便センター)のようです。
シナリオ1が難航した場合のシナリオです。
・相場の約33%ディスカウントで仕入れている
・完全所有権なので売却しやすい(資産価値として安定)
これらの要因から売却は難しくないと考えられます。
しっかり調べてみましたが「いつもより地味なファンド」という印象は変わりませんでした。その理由は「完全所有権」のためです。
その分、保全性は高いので総合的にみればよい案件だと思います。
また、移転交渉が順調に進めばアップサイド報酬も期待できます。
私は余裕資金を投資する予定です。
評価 | A | COZUCHI(こづち)の公式ホームページ |
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